色々と悩んだ末に新しく革財布を購入したら、出来るだけ長く大切に使おうと思うのが一般的だろう。
参照記事⇒『素材(革)で選ぶ!30代男性にお勧めのメンズ財布人気ブランド!』
長く大切に使うのであれば、革製品というものは手入れを欠かすことは出来ない。
もちろん定期的な手入れも大切になる。
面倒と感じる人もいるだろう。
これは革製品の宿命なので仕方がない。
しかし、今回は新しく革財布を購入した時に、まず注意しなければならないことと、手入れ方法を紹介する。
新しく購入した革財布を長持ちさせる手入れと注意
◆新しい革財布には小銭やカード類を一気に詰め込みすぎない。
理由は、まだ使用されていない革財布の革を馴染ませるということにある。
新しい革財布はまだ革自体が固いということだ。
ある程度、革が馴染み柔らかくなるまでは、小銭やカード類は詰め込み過ぎない様にしなければ、革に負担がかかり、革自体を痛めてしまうということになる。
本来の形が崩れてしまい格好悪いシルエットになってしまう。
◆革財布は出来るだけ毎日の手入れが重要。(理想)
毎日の手入れは革財布を”乾拭き”することだ。
保湿クリームや防水スプレーを使う必要はないのお手軽に出来るだろう。
テレビを見ながらでも5分かからない。
※クリームは月に1~2回すれば十分過ぎであり、特に汚れが目立つ場合に使用すればいいだろう。
基本的には手から出る皮脂で十分であり、日頃乾拭きをすることで革財布全体に油が馴染むことになる。
乾拭きする布は、天然素材(オーガニックコットン)の柔らかい布がおすすめとなる。
拭き方はあまり力を入れずに優しく拭くということを意識しよう。
あまり力を入れすぎると革自体を痛めてしまうことになる。(無意味にキズをつけることになるだろう)
革財布に対する気遣い
男性であれば、革財布(二つ折りの財布などは特に)をお尻のポケットに入れるという人は多いだろう。
このような場合、座る時に財布を押しつぶす形になるので、革に圧力がかかる。
結果、財布を痛めてしまう。
また、お尻のポケットなどは蒸れやすいので革によくないため、出来れば、革財布は鞄に入れて持ち歩くという方がおすすめだ。
革は圧倒的に水に弱いため、
水に濡れた時は出来るだけ早く乾いた布で拭き、陰干しして自然乾燥させるのが賢明だ。
間違っても、ドライヤーや直射日光で急速的に乾かすということは控えてほしい。
革は急激な変化にめっぽう弱い。
(濡れた際に出来たシワなどが残るということが起こる)
最初にも書いたが革製品はゆっくりと馴染ませていくということが基本的には大切である。
自然乾燥をさせた後は、本来ある革財布の油分まで抜けきってしまうこととなる。
ゆえに保湿クリームを塗ってあげよう。
これで基本的には元の革の状態に戻ることとなる。
そもそもの話になるが、革製品は濡らさないようにすることが重要なので注意してほしい。
革財布を扱うことは少々手がかかるかもしれない。
しかし、その分愛情も深くなるだろう。
無理にする必要はないので、出来る限りお手入れをするようにしよう。
もちろん革製品専用のメンテナンス用品(クリームやブラシなど)もあるので余裕があれば持っておきたい。