財布を含め、革製品に使われる素材や材質は大変多く多種多様だ。
例えば、一般的にメジャーなところでは、牛、豚、馬etc.になる。
またエキゾチックレザーと呼ばれる、クロコダイル(ワニ)、リザード(トカゲ)、オーストリッチ(ダチョウ)、パイソン(蛇)etc.もある。
※因みに『皮』と『革』では意味合いが変わってくる。
皮はskin、hideと言われ、通常、”生き物の皮膚”となる。
一方、革はleatherと言われ、既に加工されたものを指す。
どの素材が一番良いというのは決められない。
これは人の好み、用途や使い方によって変わってくるだろう。
財布選びにはその人のライフスタイルが重要となる。
財布(革製品)の素材は牛革が多い
おそらく、財布に限らず、一般的にバッグや靴、小物類(キーケースや定期入れetc.)を含め、革製品では牛革を使うことが多い。
ゆえにもちろん、財布に使われる素材も牛革が多いのだ。
牛革が多く使われる3つの理由
- 牛は供給と需要が安定している
- 他の動物に比べ比較的安価である
- 牛革は加工がしやすい
あなたも牛乳やチーズetc.の乳製品、牛肉など一般的に牛を目の当たりにすることが多いと思う。
そういったことから牛は世界的にも流通が多いということが分かるだろう。
しかも供給と需要は安定しており、さらに流通が多いものは比較的安価に入手できるのだ。
牛(部位や飼育環境、年齢、性別により異なるが)は比較的、素材としても柔く、丈夫であるため職人も加工がしやすいという点が挙げられる。
※しかし財布には丈夫といえども寿命があるという見方も存在する。
参照記事⇒『財布の寿命の平均とは?使用する期間で運気は変化?』
牛は豊かさの象徴
牛は古くから、人間との関わりが深い。
それは家畜として、労働力として、食物として、そして私たちが日頃使用する革製品として、牛のほぼすべてを利用している。
その為、牛にはほぼ捨てるところがなく”豊かさの象徴”である。
私たちは常に感謝の気持ちを忘れてはならないだろう。
牛革は間違いない
一般的に牛革には派手な印象は無いものの、比較的丈夫であり、さらに落ち着いた印象もある。
そして、あらゆる服装・ファッションに馴染むというのは最大のメリットであり、継続的に安定的な人気を博している理由になる。