去年の12月よりヤフオク落札システム利用料の変更は促されていたらしい。
俺は全然知らなかった。
その理由には、ここ最近ほとんどヤフオクの出品を行っていなかったことにある。
以前に出品した商品を再出品しているだけだからだ。
心当たりのある人は注意をした方がいいだろう。
今回のヤフオクの仕様変更は人によってはかなりの痛手になるかもしれない。
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2015年2月にヤフオク落札システム利用料がどう変わるの?
俺はかなり999円以下の商品のヤフオク出品をすることがある。
よって、今回のシステム変更は超痛い!痛すぎる!
「シャレにならん・・・」
しかし、変更が決まったものは仕方がない。
今後ヤフオクを使うのならこのルールを受け入れなければならないのだ。
落札システムの変更が2月16日からということで、
早急ではないが、ある程度早く気づけてよかった。
今回のシステム変更がどのように変わったのかということだが、
今までは出品した商品が落札された時に出品者には5.4%という落札システム利用料という手数料が発生していた。
実際の数字で分かりやすく落札システム利用料の変更を説明
例えば、
500円で出品した商品が落札されると、
出品者には500円が丸々、懐に入ってくるわけではない。
その落札された金額の500円にヤフオクの落札システム利用料の5.4%が発生することになる。
500円×5.4%=27円
この27円が500円の商品が落札されたときの落札システム利用料となる。
この27円を出品者は負担しなければならないのである。
で、500円-27円=473円
以上の計算からわかるように、473円が出品者のふところに入ってくる実質の金額だ。
※上記の計算は落札者負担での送料設定している場合になる。
送料負担が出品者(送料無料での出品)であれば多少の変更が出てくる。
2015年2月16日以降のヤフオクは・・・
そして、これからは、
999円以下、つまり1000円未満で出品した商品には一律で54円の落札システム利用料が発生することになる。
どういうことかというと、
今までは500円の商品が落札されると、
出品者には473円がふところに入ってくる金額だったが、
これからは、一律54円だから、出品者のふところに入る金額は実質446円となるわけだ。
計算しやすくてラッキー!とはならない。
一見あまり変わらない様に感じるかもしれない。
”チリも積もれば山となる”なのだ・・・
1個の商品ではそこまで変わらないかもしれないが、
これが100個、500個となってくるとバカにできない。
実際に数字にしてみよう。
◆100個の落札された場合
2015年2月16日まで
ー500円の商品が100個落札される→47,300円のお金が手元に入ってくる。
2015年2月16日から
ー500円の商品・・・→44,600円のお金が手元に入っていくる。
◆500個落札された場合
2015年2月16日まで
ー500円の商品が500個落札される→236,500円
2015年2月16日から
ー500円・・・→223,000円
100個の場合であれば、2700円
500個の場合であれば、13500円
の差が生まれることになるのだ。
これが毎月100個ないし、500個の商品が落札されていたとした場合、
年間で計算すると、(×12ヶ月分)
100個の場合→32400円
500個の場合→162000円
この違いをどう感じるかはあなた次第だが。
162000円って、学生の頃なら、結構よくがんばった月の一か月分のアルバイト代だろうよ。
これがなくなるということだ。
と、
2015年2月16日からヤフオクでは上記のように落札システム利用料が変更されたのである。
なんとか踏みとどまる一つの方法
しかし、今まで通りとはいかないが比較的ふところに入る金額を変えない様に出来る方法がある。
それは、999円以下の商品の出品の送料を出品者負担(送料無料)で出品することだ。
送料を出品者負担で出品することで今まで通りの5.4%での落札システム利用料とすることができる。
だが、多少今までとは異なるだろう。
今回は落札者の立場でも考えることにもしよう。
これも数字に置き換えてわかりやすくしたい。
先ほど同様に2015年2月まででは、
500円の商品が落札された場合には27円の落札システム利用料が発生し、出品者のふところには473円が入る金額になる。
これをまずは落札者の立場で考えてみよう。
落札者は500円の商品を落札すると、もちろん商品代金の500円を支払うことになる。
そして商品代金にプラスして送料も支払うこととなるわけだから、
例えば、落札した商品の送料がクロネコメール便で164円となると、
500円+164円=664円が実質落札者が支払う金額となるだろう。
※かんたん決済や銀行振り込みの手数料が発生し、さらに増える場合もある。
ヤフオクによる500円の商品のやり取りにおいて、
出品者に入る金額473円と落札者が支払う664円の差額が、
配送会社やヤフーの利益となる。
いわゆる中間マージンというものだ。
唯一の施策、出品者負担での出品にした場合、
今まで通りの出品価格で出品すると施策とならない。
だから、今まで出品価格500円+送料164円の合計664円を出品価格とする。
664円で落札されるとヤフオクの落札システム利用料は今まで通り5.4%となる。
664円×5.4%=35円
落札システム利用料は35円となり、
664円-35円=629円、
そしてこの629円から送料164円を引いた465円が出品者のふところに入る金額となる。
で、落札者の立場になると、
一見、商品代金+送料でヤフオクの商品ページでは視覚によって、
支払う価格が上がったように感じるかもしれないが、
今まで通り、664円を支払うことに一切変わりはないのだ。
むしろ送料の計算をしなくて済むので、
少なからずあったかもしれない振込み金額の間違いも減るかもしれない。
と、これが今できる施策になるだろう。
やはり今までよりは、若干ではあるが(8円)手元に残る金額は減ることになる。
しかし、この辺りが今できる限界で現実的な施策になると思う。
というよりも、おそらくヤフオクの狙いは出品者に送料込みの出品にさせることが狙いだろう。
これは最近になりヤフオクで推奨されているかんたん出品というシステムの関係になる。
ヤフオク落札システム利用料の改定が例外になるカテゴリーも存在
今回2015年2月16日より適用されたこの落札システム利用料の変更だが、
適用されない例外がある。
それは、本・雑誌、コミック・アニメグッズのカテゴリー出品の商品は、
今まで通り、999円以下の出品も5.4%の落札システム手数料となる。
でも書籍類になると一般的にAmazonで購入することの方が多いだろうから、
ここのカテゴリーの変更なしといわれてもって感じになるだろう。