お洒落の最低条件は髪型、服装、雰囲気など・・・全てにおいて飾ってはいけないということだ。
お洒落とは絶対的な自然体であり、それ以下でもそれ以上でもなく、格好をつけてはいけない。
自然を装うという自然・・・つまり本音をいうと不自然なことではあるわけだがそれがお洒落に見せるということになる。
一昔前に流行った無造作ヘアーなどがもっとも良いお手本ではないだろうか?
無造作を作るという不自然・・・本来無造作とは自然なことだが実際はそうではなく作り上げられたものなのだ。
初心者のお洒落はやってはいけないことをしてしまう
お洒落に興味を持ち出すと必ずといっていいほどお洒落に見せるためにやってはいけないことをしてしまう。
つまり、不自然なことをしてしまうわけだ。
髪の毛にはワックスをつけすぎたり、ファッションにゴチャゴチャとアクセサリーを取り入れてしまうなど・・・本人はお洒落に対して気を遣っているつもり(実際に気を遣っている)が結果ダサい格好が出来上がってしまうこともよくある。
※最近、お洒落に興味を持ち出したのだろうと俺が考える一つのファッションにパンツの裾を折り返したら(ロールアップ)チェック柄やドット柄といったもの、ほかにもベルトループが意味不明なほどカラフルで絶対に不要と思えるほどいくつもついているもの、ワッペンが飾り付けられたものなど・・・お洒落になりたいならすぐにやめた方がいいだろう・・・。
こういったパンツや、
こういったトップスは大学生のお洒落初心者が手をだしやすいものではないだろうか?
実際、お洒落に対して本人は気を遣っているのに、”何がダメなのか?ダサいのか?”と考えることになることもあるが・・・原因は不自然だということがほとんど。
ワックスをつけすぎるのが悪いといったことやアクセサリーをゴチャゴチャとつけるのが悪いといったことではなく『不自然』なんだ。
だから、お洒落初心者はまず、髪型、服装、雰囲気など飾らない、自然体といったことを意識しなければならない。
高いブランドにこだわる必要もまったくない。
そんな高いブランドにこだわらなくてもお洒落な格好は出来るもの。
お洒落初心者が勘違いしやすいポイントの一つ(高いブランドを身に着ければお洒落になれる)であるだろう。
お洒落に見せるだけなら、ユニクロや無印良品、GAP、H&Mなどといったファストファッションと呼ばれるブランドで十分なんだ。
自然が不自然を凌駕すると自然
ここからは少し余談になるが(初心者、中級者、上級者でも)参考にもなると思う話。
ワックスをつけすぎても自然な人もいるし、アクセサリーをジャラジャラとつけていても自然な人もいるだろう?
SMAP木村拓哉のファッション
例えば、SMAPの木村拓哉さんは意外とジャラジャラとアクセサリーをつけていたりすることもあるがお洒落だ。
ネックレスの重ね付けだってしているし、髪型も男のロン毛は明らかに不自然だ。
しかし、不自然に全然見えない、むしろキムタクって感じで自然だと思うほど。
ただそういった人たちには嫌味がなく飾っていないとは思わないか?
もちろん好き嫌いはあるだろう。
個性や雰囲気が不自然を凌駕していて自然に見えるという人もいる。
木村拓哉さんも不自然を凌駕している域に達している。
それはつまり自然であるということ。
飾ってはいるが嫌ではない、自然となっているんだ。
木村拓哉さんのファッションは良い意味で普通でベーシックなアメカジ(アメリカンカジュアル)系となる。
だがお洒落に興味を持ったばかりの初心者にはおすすめできないファッションでもある。
木村拓哉さんのファッションはマネをしやすい部類にはなるが・・・完全にコピーしてしまうと木村拓哉さんと必ず比較されることになりマイナス要素が大きい、それは木村拓哉さんが日本で絶対なる不動の男前の代表みたいなものだから。お手本にする程度がおすすめで決してマネ(完全コピー)をするのはおすすめできないわけだ。
俳優オダギリジョーのファッション
突拍子もない絶対的不自然な格好なのにお洒落なファッションでいうとオダギリジョーさんがいる。
オダギリジョーさんのファッション(格好)はお洒落だが初心者でなくてもおすすめできないファッションになる。
理由は、しっかりと自分自身の個性、雰囲気を理解しているし、ファッションというものを知っている格好をしているからだ。
そして、ファッションを楽しんでいるし、現状でも冒険しているような格好が多い。
しかしやっぱり飾っているということはない。
非常に自然体ではないだろうか?