シャツのボタンが無駄に赤、青、緑、黄・・・といったカラフルにあしらわれた意味不明なシャツはお洒落になりたいなら着るべきアイテムではない。
パンツの裾を折り返す（ロールアップ）とチェック柄が現れるもののように、お洒落に興味を持ち出した初心者が手を出しやすいアイテムのひとつになると思う。
街を歩いていても高校を卒業したばかりかな？と見えるような大学生に多いような気がする。
お洒落とは究極の自然な状態であるということ。
それがお洒落に見せる／見えるファッションの条件となる。
今回の内容はお洒落初心者には少し難しい内容になるかもしれないが、今後のお洒落を成長させるために絶対覚えておいて損はない内容であるからなんとなくでも理解することがおすすめだ。
カラフルなボタンのシャツは不自然
カラフルなボタンがあしらわれているシャツは不自然以外の何者でもない。
カラフルなボタンにはお洒落を意識したという意味以外見つからない。
そしてお洒落を意識したお洒落ほど格好悪い（ダサい）ものはない。
⇒お洒落の最低条件は髪型、服装、雰囲気、全て飾ってはいけない
つまりカラフルなボタンは洋服にとって無駄なデザインでしかないのだ。
本来洋服のデザインには意味がある
洋服のデザインというのは元々すべて意味があって誕生している。
例えば、デニムというのは作業用（服）として誕生したことは有名だ。
そしてデニムシャツには全てではないが、こういったボタンが使用されることが多い（以下の画像参照）、むしろそれが本来のデザインとなる。
このボタンをスナップボタンといい、ベーシックなボタンと比べると外れやすい。
引っ張るだけでスナップボタンは外れる／外せるようになっている。
もちろんスナップボタンはお洒落の為なんかではない。
では「なぜ？」こういったすぐに外せる／外れるようなボタンを採用しているのか？というと・・・作業中にどこかに服が引っかかった時を想定してみれば分かると思う。
つまり安全性の問題からデニム生地を使用した洋服には外れやすいスナップボタンが採用されているわけだ。
またスナップボタンの安全性から赤ちゃんの服にも採用されていたりする。
本来、ボタンは外れにくい方が絶対に良いだろう？
しかし、洋服のデザインはお洒落のためではなく、基本的には本来の機能性が優先されているデザインとなる。
お洒落に無駄なデザインの必要は無く＝無駄なデザインは格好悪くなってしまうんだ。
洋服は本来持つ自然な状態が最も格好良い状態でありお洒落な状態となる。
格好悪い（ダサい）ファッションに共通する不自然さ
なぜそのファッションが格好悪いのか？を考えたときに必ずそこには理由があり、そのほとんどが不自然であるということが多い。
もちろん例外も存在する。
全てが全てデザインを優先したものは格好悪いのかというとそういうわけではない。
しかし、基本的にはデザインを優先した洋服やファッションは格好悪くなってしまうものなのだ。
まず、お洒落初心者のうちは、ファッションにおいて、自然を心掛けることがお洒落に見えるようになるコツになる。
